久しぶりに文庫よみました。

↓これ




結論からいうと面白かったんですが、読み終わったあとに心に引っかかるなーと思っていたら、悪い奴らが捕まってないからかーと、ちょっと間をおいて気づきました。


そういう意味では、その点気づくの遅れるぐらいに、最後の畳みかけは結構すごかったですね。


こういうのって改めて「ロジックの肝となるところがしっかりとしているか」が全てだな、と思いました。今回の肝となるところは ”素人では絶対おもいつかないようなトリック” なので面白いのだと思います。


そこの骨格がしっかりしているから大賞とった訳ですが、アマゾンなどの書評をみているとあまりよくないコメントもちらほら。


 →アマゾン書評


で、確かに読んでみてわかるのだけど、犯人の動機の掘り下げの弱さなど、そこに至る過程の書き方がちょっとムラがあるといった感じ


最後はすごいんだけど、途中はちょっと淡泊みたいな。


最初からじっくりとゆっくりと掘り下げてくれたら、最後の落としが半端ないのにねって。。。


こういうギャップ、高低をつけるようなことって、仕事でも恋愛でもなんでも使えると思います。逆にギャップがあまりないとインパクトもあまりない、といったことにもなりますし。


偉そうなこと言ってますが、要するに、すごくおもしろかったんだけど、もっともっと深いところで、その結論納得させられたのに、そこがすごく残念ってことです。


なんだかドラマ化の話も聞くので、より丁寧に作ってもらえたら、って思ってます。